シンメということ
突然だが、私はいわゆる「シンメ」「コンビ」に対する関心がとても薄かった。決して嫌いなわけではない。むしろ大変好ましく思っている。シンメで切磋琢磨する今昔物語や、ツイッターのTLが好きなコンビの話題で盛りあがっている様を眺めるのも大好きだ。ただ、どうしてどうして自分自身は「シンメでそこまで沸けない」のである。沸けないというより、みんなが好きだからどのコンビでも好き、選べない。という状態だった。グループの中の二人組というだけであって、コンビとして強く推したい、という気持ちがわかなかったのだ。
何を隠そう我らが自担横尾さんの所属するキスマイにも最強シンメ「藤北」がいる。私も藤北は大好きだ。DVD収録の藤北企画は、それこそ号泣しながら鑑賞した。でも、それは「藤北」がシンメだという事実より、大好きな北山さんと藤ヶ谷さんの「育んできた友情や信頼や絆」に涙が止まらなかった。いや、いいじゃないか、シンメ最高で。結局藤北で泣いてるんじゃないか。おっしゃるとおり!!!
これはジャニヲタ歴が浅いせいであろうか。「シンメ」や「コンビ」に対する思い入れは、長くひとつのグループを見続け、彼らのもがきや成長を見ていくうちに、自然と生まれる感情なのだろうか。しかし私と同時期にキスマイにはまった友人たちは、既にシンメに対しても大変造詣が深い。これは単に私の感受性が希薄だということなのか。シンメの尊さやドル誌の最強コンビ投票で盛り上がる友人たちを横目に、私はひとまず北横に一票投じてみたりしていた。(北山さん大好き)
そんな答えの出ない日々をぬるっと過ごしていた私に、しかし突如として「シンメ尊い」ターンはやってきた。
「や ぶ ひ か」
今となってはこの文字を打つだけで胸の高鳴りを抑えることができない。
いったいどういう風の吹き回しだ。あれほどどのグループのどの二人組においてもそこまでの関心を持つことができなかったのに。
私はたいそうなド新規なので、やぶひかが歩んできた道については過去の雑誌やDVDや信者様のブログ等で学ぶほかない。最初は光くんについて知りたい欲求のためにあれこれ徘徊していただけだった。そこで光くんに関する記事には必ずと言っていいほど「薮くん」「やぶひか」の文字が躍ることに気づく。
年長二人が代表で怒られ、後輩からは(主に光くんが)怖がられ、ファンからもメンバーからも尊いと思われ、本人たちはそんな周りの目を少し気にして距離を取る。
…数多の伝説的なエピソードに、胸のきゅんが止まらない!いやしかしこの胸熱シンメ物語はJUMPに始まったことではないだろう。それなのに、なぜここまで心をつかまれてしまったのだ。コンサートDVDでやぶひかが楽しそうにしていると、目頭が熱くなる。お互いがお互いをリスペクトしていることが伝わってくる記事を読むと、目頭が熱くなる。Chiku Taku やサマリー2010の硝子の少年なんて涙腺崩壊レベルだし、ちびひかちびやぶがだんだん大きくなる神動画なんて見ちゃった日には一日仕事が手につかない。
どれも、1年前の私には考えられなかったことだ。
どうしてそこまで「やぶひか」に心動かされるのか、自分でもよくわかっていない。わかっていないなら書くなよとも思ったが、これはJUMPがらみの記録備忘録なので、あえて記しておく。いつか、本当の意味でやぶひか含めシンメの尊さに気づける日が来るといい。 でも、理由もなく心ときめくこの感じも嫌いではないけど。
カレーソングが問いただす心の深淵
Come With Jump ホントはだーれーが好きーなのーきーみのーきーもちをーたーしかめーるよー
あい あむ たん いのお。(私は、伊野尾担です。)
伊野尾くんの外見も内面も好きでたまらない。テレビはリアタイを心がけつつ必ず録画し、雑誌もくまなくチェックし全部ではないが(ごめんね)積極的に購入する。木曜の朝は頑張って早起きもする。歌番組やコンサートDVDで目が追っかけてしまうのはきまって伊野尾くんだ。伊野尾くんを応援したい。伊野尾くんがどんどん輝いていく様を、ずっと追いかけていたい。
しかし、そんな伊野尾くんにぞっこんらぶな私にゆるやかな変化が訪れた。
2016年4月ごろより、彼のほかにも目で追ってしまう存在がいることに気づいてしまったのだ。ヒルナンデスを毎週録画設定にしたときは、まだそこまでではなかった。スクール革命を録画し始めたときに、「これはもしや」と思い始めた。
そして今はっきりと自覚している。
「私、光くんのことも同じくらい大好きだ。」
(あれ、知ってた?)
1位が2人状態。これは私にとってとまどいの日々の始まりだった。(おおげさ)
元々キスマイでは、横尾さん一択の私である。もちろんキスマイ7人みんなが大好きなのだが、誰の団扇を持ちたいかと言ったら横尾さん以外は考えられないし、自分は横尾担である、という気持ちに一点の曇りも迷いもない。
そんな私がいったいどうしたことだ。決められない。誰の団扇を持ちたいのか、まったく決められない。そこでひとまず導き出した答え、それは「ズッコケ担」であるということだった。
突然出てきた大ちゃん!!!!!!!!
大貴のこと好きにならない人なんていないでしょ?
しかし、絶対王者として君臨していた伊野尾くんを脅かすほどに大きくなってしまった光くんの存在。きっかけは「YES!」の裏話だったけど、そこからは何を見ても何を聞いても光くんへのいとおしい気持ちがトマラナイ。
あまりにも私が光くん光くん言い続けるので、周りの友達からは「それはもう八乙女担では?」と言われている。「八乙女担」なんて魅力的な言葉だ。
でも、でも、じゃあ「伊野尾担」を降りるのか…?と聞かれれば、それは「NO!!!」と言える。
もちろん伊野尾担を名乗らなくても伊野尾くんの活躍を応援することはできる。でも、私は伊野尾くんのことを1番近くで(自分の心の距離のこと)応援したい気持ちに変わりはないのだ。
しかしそんなふらついた私にしびれを切らした光くんが「俺にしとけよ?」と本気を出してきたりするもんだからさぁ大変。
どうしよう…慧くんなの…光くんなの…トージなの…カイリなの…ケンカをやめて…2人をとめて…わたしーのーためーにーあらそーわな(昭和生まれ)
しばらくはズッコケよりのいのひか担として生きていきます。
八乙女光くんのこと
伊野尾くんに堕ちた記録の後にもう違うメンバーかよ!この尻軽め!すいやせん!
私は、伊野尾くんの次に光くんが好きだ。しかしながらその当初の理由があまりにひどい。
バカじゃないの、シンプルに。
2:25に何言ってんだこいつ。
光くんのことは、ジャニーズと無縁の10代を送っていた私でも知っていた。だって、あの、金八先生の子だもの。でも「しゅう=光くん」だと気づいた(正確には友達に教えてもらった)のは、伊野尾くん堕ちした後だった。
おせー!仕方ない、当時私はかざぽんシリーズの衝撃から立ち直れず、きちんと光くんの金八を見ていなかったのだ。
本当はスク革やヒルナンデスで知っていた。というか私の中では既に様々なテレビでレギュラーを持ち、お茶の間に浸透していた存在なので、知ってるも知らないも八乙女くんは八乙女くんだった。(ただしへいせいじゃんぷという認識はなかった。)
体型が(性的に)爆裂好みで、金八の子だということもわかり、らじらーで毎週そのぺろぺろボイスを耳にする。あぁ光くん、よくわかんないけど好きだなぁ。
そんなぼんやりとした理由でぼんやりと光くんを愛でる日々。それが決定的に「あぁぁひかにゃん愛おしいぃぃぃ」に変わったのは、smart魂DVDを鑑賞中のことだった。
ご存知、怪盗Y-ellow voiceの「Yes!」である。これに雷に打たれたような衝撃を受ける私。
山ちゃんとゅぅゃはわかる。だって存在がエロいもの。2人はいいとして、あ、あれ、光くんってこんな感じだっけ?????だってらじらーでもいつも口説きは苦手すぎるし、コンサートでもかっこいいけどどこかコミカルだしすぐボケるし、こんな直接的なエロ表現する子だっけ???
検索検索…
ちゅどーん!!!!
※これはみっくんのやつ
バックダンサーでいいと散々駄々をこねた光くんだと…??そんな嫌がる光くんにどうしてもエロをやらせたかった山田くんだと…??
うぉぉぉぉぉぉ!!!!嫌がる光くん最高か!!!!!無理やりあんな恥ずかしい台詞言わされるひかにゃん最高か!!!!!あんな、あんな腰振っちゃってさぁ!!!!!!
こわそうに見えるけどポンコツ。
お兄さんキャラに見えるけど末っ子。
チャラそうな体型してエロ苦手。
八乙女光だけどひかにゃん。
Jr.時代のこと、デビューしてからのこと、最近のこと、知れば知るほど光くんのギャップがもたらす魅力にはまっていきました。
もう性的に好きなんて言わない!性的にも好きって言う!
…という記事を2016年5月に下書きしていた。
そう、このときは伊野尾くんが1番好きで、2番目に好きなのは光くん。という自分の中での明確な順序があったのだ。
(わかりやすすぎるフラグを携えて、次回へ続く。)
革命の犠牲者、ここに
ミーハー過ぎて文字にするのがちょっと恥ずかしい。でも備忘録なんだから書いておかなくちゃ。
というわけでまず(まず、とは)伊野尾慧さんに堕ちるまでの経緯はじまりはじまり。
最初に伊野尾くんの存在を意識したのは2015年4月から放映されていたドラマ「戦う書店ガール」だった。キスマイ垢のTLにもちょいちょい流れてくる上記ドラマとマッシュのきゅるるるんとした男の子。
しかしそのときは特段なんとも思うことはなかった。まだまだジャニ初心者の私は、キスマイの7人を日々追いかけるだけでいっぱいいっぱいだったのだ。
どうやら他のグループに、伊野尾くんというマッシュのかわいい子がいるらしい。そんな印象だけがぼんやりと残った。
そしてすぐに2015年の夏が来る。私のジャニヲタライフにとって大きなターニングポイントとなった夏が。
最初に言ってしまおう。
私はメレンゲ堕ちです!!!
しかもTLに流れてきたキャプチャで!
テレビを見てすらいない!あらまー!
好みのタイプを聞かれたら、目の前のライターさんの服装に寄せて答える。
これです、これ!!!!
なんて!なんてクレバーなの!バラエティ的におもしろすぎる!ジャニーズなのに下衆すぎる!え、この子あのドラマのマッシュの子だ!!!!!
メレンゲMCさんたちがおいしくしてくれたこともあるのだろうが、とにかくこのやりとりの聡明さ(と言うにはあまりにペロい内容)で私はころっと「この子、好き」と確信した。
そこからはもう伊野尾無双の波にいいだけ乗っかって今に至ります。雑
もちろん、知れば知るほど適当・あまふわ・下ネタというキャラの下に隠された芯の強さや仕事に対する誠実さ、ひたむきさに惹かれていくのですが、それもまた多くの革命堕ちされた皆さまと同じかと。
ミーハーと思われてもいい。
尻軽と思われてもいい。(ちょっとやだ)
こうして私はまんまと伊野尾くんにはまっていったのでした。おしまい。
これはブログという名の備忘録
これは、私が伊野尾革命の犠牲者となってからのHey!Say!JUMPに関する備忘録。
私は、Kis-My-Ft2の横尾渉さんを担当としている。初めて好きになったジャニーズが横尾さんだった。
それまでジャニーズに対しては、キャッチーな歌が多いなぁ、みんな顔がかっこいいなぁと、大変平均的な感想を持ち合わせているだけだった。
それがなんのいたずらか、ある日ころっと横尾さんに堕ちキスマイに堕ちて早3年。横尾さんより好きになるジャニーズの人なんて当時は金輪際現れないと思ってたし、横尾さんから降りるときはジャニーズから降りるときだと信じていた。
それが、自分より全員年下のグループまで同じくらい好きになっちゃったんだから、人生ってわからないよねぇぇ!!!
(あ、キスマイも全員年下だった。すん)
好きになったときの気持ちやコンサートで感じた興奮など、とりあたまの私からすぐにこぼれおちて消えてしまう記憶を、少しでもつなぎとめたい。
JUMPちゃんに関する記録備忘録は2016年4月から携帯のメモにちみちみと書きためていましたが、いよいよ量が膨大になってきてしまったのでこうしてブログにまとめていくことを決めました。
ジャニーズ初心者のくせにかけもちなんてしてる30代女子の自己満ぺろぺろ日記。
どうぞよしなに。